当社は、7月から新たに期が変わり、起業して早3年が経ちました。
また今期もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、本題です。
先月、消費者庁からプラントベース食品等の表示に関するQ&Aが出ました。
プラントベース食品とは、
「肉」、「卵」、「ミルク」、「バター」 「チーズ」などを植物性原料で
似せて作った食品のことです。
ニュースなどでビヨンド・ミート(Beyond Meat)や
インポッシブル・フーズ(Impossible Foods)という社名を
聞いたことがある方がおられるかもしれませんが、
この2社は代替肉を開発・製造しているベンチャー企業で
ほとんど本物のお肉と違いがないそうです。(友人談)
日本でもスーパーでソイミートなる食品が売られていたり、
ハンバーガーショップでは、ソイパティを使ったバーガーが
すでに販売されており、広がりを見せている分野だと感じます。
プラントベース食品を開発する方々の目的とは異なるかもしれませんが
個人的には、食物アレルギーをもっている人の食の幅が広がれば
いいなぁと思いました。
以上のように、市場でプラントベース食品が今後も増えていくことが
予測され、それに伴い今般これらの食品に関する表示のQ&Aが出されました。
リンク先>>>プラントベース食品関連情報 | 消費者庁 (caa.go.jp)
読む限りは特に違和感はありません。
(昔話題になったメニュー表示のQ&Aは違和感がすごくあった)
プラントベース食品は、何を代替しているかによって
呼び方が違うのでその差はあれど、考え方は全体を通じて同じで
代替する食品別に表示上の厳しさの差はないように思います。
<プラントベース食品の表示 基本的な考え方>
・プラントベース食品を、畜産物や水産物由来の食品と誤認しない
ように表示する
例 大豆肉と表示したなら「肉不使用」と表示する など
・プラントベース食品であることを標榜したものの、配合割合が
100%でないなら、すべてが植物性であると誤認しないように、
その使用割合を記載する
新たなルールというよりも、
認識を統一させようという目的だったのかなと思います。
私は、フムスやファラフェルが大好きです!(フムスは写真下:ひよこ豆のペースト)
菜食主義ブーム(?)にかこつけてフムスを取り扱うお店が増えないかな~と密かに願っています。