すでにFSSCのウェブサイトで発行されているVer.5.1。
来月4月から審査が始まります。
Ver.5.1詳細はコチラ>>>Scheme documents Version 5.1 - FSSC 22000
今回の変更で私がいいなと思ったのは
製品開発に関する要求事項が入ったこと。
これまでは製品説明書か内部コミュニケーションの要求事項に当てはめて
リスクを検討することを提案していましたが
うまく運用できているか見えにくいと感じていました。
開発と食品安全は割と遠い位置にあったように思います。
(本当はリスクは大きいですが)
Ver.5.1に製品開発の要求事項が追加されたことで、取り組む側も
検討しやすくなったのではないでしょうか。
ただ、あらゆる場面で言えることですが
要求事項の裏返しのような対応を検討するにとどまると
リスクを取りこぼしてしまう可能性があると思います。
このため開発のプロセスに対して、”ハザード分析”をした方が
活動する組織にとっても、組織の利害関係者にとっても
抜け漏れ・重なりを発見しやすいと思うのです。
また開発にはマイナーチェンジとフルモデルチェンジがあると思いますが
その変更の背景は様々です。
自社開発か顧客要望か?ラインテスト後に変更が必要になった商品か?等々。
これにより
①登場人物がそれぞれのパターンで違ってくること
②開発のプロセスが直線的ではない場面がでてくること
が考えられます。
コミュニケーションの方法や責任権限の明確化についても
これを機に確認・整理したいところです。
個人的には、各社の商品の開発秘話も聞いてみたい(笑)と思いますが。。。
プチッ!とするフォアグラのパテをいただきました。
面白い形状!これも一つの開発商品ですね。